しろんのブログ

詩集と写真

時の輪舞曲

時に踊らされて舞う
その姿は滑稽に映るのだろうか
それとも君は綺麗とでも言ってくれるのだろうか

皆で音を合わせ踊れども
1人……また1人と崩れ落ちていく

手足が震えようが止まることは許されず
ただ朽ち果てるその日まで踊るだけ

君がいたから不思議と辛くはなかった
この音が永遠に続けば良いとさえ思った


君との時に永遠は無かった
分かってる
時の糸はとても抗えたものじゃないってことを

それでも僕は君と共に朽ちるため

この糸に手をかける