しろんのブログ

詩集と写真

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

恋の先に

あなたの言葉から滴る愛が私の喉を潤すの渇望していた震えるほどに嬉しかったあなたの愛が零れないように 大事に大事に両手ですくうその言葉が私に向いていないとしても 私はあなたから生まれたその言葉で満たされるそれだけでいいの溶けるような口づけも 熱…

弱者

弱い自分が嫌で強くなろうとした何を言われても傷つかないし どんな事でも言い返せる 言い負かすことだって出来る 逆境に立っても折れぬ心 失敗なんて知らない どんどん前へ進むんだそうなろうとした いつの日からか 僕は心が分からなくなってしまっていた …

私なりの

生きていたい それはどんな時に思うのか考えた君の笑顔が可愛かった時 好きなものを一緒に感じたい時 君が1人ではどうしようもなくなった時生きていたい時いつも君がいた私はきっと誰かのために生きている 誰かがいるから 生きていたいと思えるんだと思うじ…

命の手紙

まだあなたが赤子の時誰の助けがなければ生きていけなくて ほんの数秒目を離すだけで命が危なくなってしまうあなただけじゃなくて みんなそうだったこの世に生まれるだけでも それは100%じゃない赤子の時はみんなそうだったそうだった…のかな 今もそうじゃ…

色彩

透明な世界何もかもが透き通る世界で 私の言葉も届かない命を吹き込むように 色彩を飾っていこう泣いては蒼に 怒りは緋く 祝祭の福音と共に輝く白銀の光 人々の慰めの黄昏に心を許し 深緑を仰ぎ 深海色に落ちていく明るく色付いていく世界に抱かれる喜びに …

ねえ、もしも

もしも この背負ったものを全て捨てられたら 僕は笑えるのかなもしも 他の誰かの心を真似できたのなら 僕は笑えるのかなもしも 僕の存在が愛されるものなら 僕は笑えるのかな心の奥のぽっかり空いた穴 何かが穴に吸い込まれるように 乾いていく 枯れていく …

歩み

進んでも進んでも変わらない風景周りにいた人達はどこか遠くに行ってしまった変わらない風景に嫌気が差したのか 誰もいない孤独感に耐えかねたのか僕はいつしか 足元の道しか見なくなっていた空が青いのも 植物が緑色なのも忘れて 鮮やかな世界がモノクロに…

ものさし

あの頃は生きてていいって示したくて 結果を出すことだけに執着していたきがするでも ものさしの少なかった私は 1本のものさしで人と比べて いつも絶望してた人とは比較してもいいと思う 比較する広さと それを認めて じゃあ自分には何ができるのかそう自分…

輪廻

それはたった一言だったのかもしれない みんなのたった一言は集まれば大きな力となる世の中には自分にとって良い人も悪い人もいる でも 悪い人に3人でも囲まれれば この世は地獄になるそれは周りからすれば些細なこと誹謗中傷の裏側には守りたい自分のプライ…

心の中の黒い所

たまに分からなくなることがあるんだ私なんかに優しくしてくれる 私に声をかけてくれる 私なんかにありがとうと言ってくれる人に嫌われないように 普通と思われるようにみんなの顔色を伺って その場の最善を素早く選んで 失敗して落ち込んですこしは慣れてき…

有限の時

いつも笑顔の君はどのくらいの長い 長い夜を たった1人で過ごしたのだろう膝を抱えた君は どんな想いで どんな時を過ごしたのだろう未来が広がってるなんて それが明るいなんて どうやって伝えればいいのだろうそれが一生かかるかもしれない それでも僕は 君…

添い寝

ゆっくりと揺れる光を見つめては 無防備に眠る君がいる君の腕に収まって眠るのが とても幸せなんだいつも自信満々の君は 眠る時だけ弱気になる僕とくっついてないと寝れないみたいだ初めは僕から言っていたのに 最近は君から言ってくるようになった 子供を寝…

七夕

貴女をお慕いしています貴女の妖精のような声が好きだ 貴女のふんわりとした笑顔が好きだ 貴女の絹のような髪が好きだ 貴女の宝石のような眼が好きだ 貴女の月明かりのような心が好きだ愛しい気持ちが溢れて止まらないこんなにも私に与えてくれた人 私を救っ…

願い一葉

願いを一葉に綴る人は願い その心を空に放つ上を向けば叶う気がして 今日も空を見上げる希望を陽へ 救いを宵へ心の深く ひっそりと 人は願い 空へ放つ今日はその秘めた願いを その短冊へ綴るある人は希望を ある人は救いを ある人は想いを心を写したその短冊…

理想

今を頑張る君へ理想を求めて今日も頑張ってる君へ 世の中はとてもせっかちで何ヶ月や1年ほどですぐに結果を求める それはそれは高いハードルでね実際にその短期間で結果を出せないと もう手遅れ なんて事も良くあること何年もかけてじっくりと積み上げて コ…

おやすみのおまじない

今日が終わる静かな時間疲れた身体をそっと横にする夜は怖いよね目をつぶるのが怖くなるね 静かなのが怖くなるね 独りが怖くなるね君が怖くならないように 今日もおまじないをかけてあげる小指を胸に置いて それを片方の手でそっと握るのそしたら心の中で こ…

葉を織る

疲れているのだろうか 調子が悪いだけなのだろうか それとも僕はどうしようもないダメな人間なのだろうかきっとどれでもない世の中には僕にとってはとても大変なことを 息をするようにこなしてしまう人がいる世の中には僕が気にもとめない事を見つけて 手を…

香り

君の事が好きです 毎日会えるのが楽しみで 君に意識して欲しくて いつも君の近くにいたんだ 君は全然気付いてくれないけどねちょっと濃いめの色付きリップ 目が大きく見えるって聞いたから前髪少し切ったよ 君は全然気付いてくれないけどね好きな食べ物も 匂…