あなたの言葉から滴る愛が私の喉を潤すの
渇望していた
震えるほどに嬉しかった
あなたの愛が零れないように
大事に大事に両手ですくう
その言葉が私に向いていないとしても
私はあなたから生まれたその言葉で満たされる
それだけでいいの
溶けるような口づけも
熱い抱擁も
優しい眼差しも望まないから
ただ、あなたがそこに居てくれれば
それだけでいいの
恋焦がれて
恋焦がれて
ようやく 愛の意味を知った時には
恋という帳が開かれていき
現実を照らす光に打ちひしがれてしまう
照らそうか迷っている朝日を見ながら
清々しいような 切ないような
そんな気分
このまま朝日に焼かれるのも
悪くないな