しろんのブログ

詩集と写真

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

いつもよりも

ただいつもより寂しくて ただいつもより愛しくて ただいつもより心細くて頬を伝う涙はいつもよりも冷たくて それなのにあなたの言葉はいつもよりも温かく感じてぽろぽろ零れる言葉独りぼっちが怖くて隠した心空っぽにならないように蓋をした心 いつか この苦…

愛の雫

君と過ごす時間が当たり前になって どれくらい経つのだろう当たり前のように一緒にいて 当たり前のように触れ合って 当たり前のように唇を重ねるようになってきっと君がいなくなってしまったら 自分ではどうしようも出来ない程の 大きな大きな穴が空いてしま…

❄️

※しろんの作った詩ではありません何があっても生きて 何が起きても生きて今日から僕は生まれ変わるまだ雪が残る グランドに立ち深く深く息を吸い込むそうさ 春を待って咲いた雪割草 そうさ……たたずんだまま 前を向くことを忘れた僕だって何があっても生きて …

好きで好きで膨れ上がった感情は 憂鬱と鬱憤でおかしくなりそうあなたの行動がわからなくて 不安でいちいち検索に 空白 気持ちをつけて聞いてみるそんなので分かるわけないのに こんな気持ちが愛だなんて思いたくないよ誰かと楽しそうに話すあなたも 誰かに…

意味と価値

擦り切れそうな日常 存在の意味を 価値を 探しては見つからなくて 絶望して失望されたように感じていつか誰かにも 意味を 価値を 付けようとしていた自然は生命のリレーの意味を探そうとはしない 自然は生命に見える価値など付けないその自然に抱かれ生きて…

正義の剣を

戦いの炎に 真っ暗な街は紅く照らされていた灯りを求めて人々は 危険だと 悲しいだけだと 知っていながら その方へと歩を進める突き出した正義の剣 突き出された正義の剣お互いに何かを守るため その切先を相手へ向けるどっちが先かは分からなくなってしまっ…

雪割草

昔、文通をしていた人がいた文通と言ってもメールでのやり取りなんだけどその相手の人はとても優しくて あの人の書く言葉は まるで今隣に居るかのように 私の欲しい言葉を綴ってくれた何通も何通も言葉を交わした 小さな出来事から 人には言えない悩みまで …