しろんのブログ

詩集と写真

背中を預ける

部屋の隅っこで

隅っこに集まるホコリを眺めた

 

君たちは集まれていいね

 

いつかは捨てられ燃やされるけど

その最後の一瞬まで一緒なのだから

 

 

後ろにあなたがいる

気付いてるけど振り向きたくないんだ

 

きっと今の私はとても嫌な顔をしているから

 

 

あなたは静かに腰を下ろした

背中にあなたの背中の感触

 

 

そのまま私が泣き出すまで

背中を合わせてくれた

 

私が眠るまで

その腕の中で包んでくれた

 

優しい夜は無いけれど

あなたがいるから優しく感じたんだ