しろんのブログ

詩集と写真

心の中の黒い所

たまに分からなくなることがあるんだ

私なんかに優しくしてくれる
私に声をかけてくれる
私なんかにありがとうと言ってくれる

人に嫌われないように
普通と思われるように

みんなの顔色を伺って
その場の最善を素早く選んで
失敗して落ち込んで

すこしは慣れてきたけど
それはまるで自分じゃないみたいで

それに疲れて
思ったように動いてみたら

計算
あざとい
冗談が通じない
気持ち悪い

そんな言葉が直ぐに聞こえてくる


誰かを馬鹿にしてネタにして
その場を楽しくしてるのはわかるんだ
でも
そんな言葉を言われて
傷つかないはずないって思ってしまう

そう思う私は普通じゃない

良い子ぶってるんだなって
そう思われても仕方ない

きっと綺麗な世界は有り得ない

悲しいなぁ



玄関を開けたら
違う私が顔を出す

無関心で
冷たくて
淡々としている

それが外での私

それを完璧に演じることが出来たら
もっと生きやすくなったのかな