しろんのブログ

詩集と写真

有限の時

いつも笑顔の君は

どのくらいの長い 長い夜を
たった1人で過ごしたのだろう

膝を抱えた君は
どんな想いで
どんな時を過ごしたのだろう

未来が広がってるなんて
それが明るいなんて
どうやって伝えればいいのだろう

それが一生かかるかもしれない
それでも僕は
君の一生の最後の日にも
その言葉を伝えよう

有限の時間の中の
限りある未来を包み込んで
君の生きた証を残そうと
そう誓おう