しろんのブログ

詩集と写真

もう1人の自分

私の中にはもう1人の自分がいる

その子はとてもプライドが高く
完璧主義者で
自他共に認められていないと気が済まない
そんな子だ

いつも何やっても上手くいかない私を
罵詈雑言の限りを尽くして追い詰める

周りの人から優しくされても

そんな訳ない
優しくされる?
認められる?
有り得ない

そう耳元で囁かれる

あの子は私自身だ
だから酷いことも平気で言ってくるのかもしれない

そんな自分に私は遠慮して 気を使って言われるがままに
自信を失っていった

このままじゃダメだってわかっているのに
変えられない

心が変わることを望んでいないと
そう 勘違いしてしまうほどに

本当は
もう1人の私と仲良くしたい

酷いことを言われるのではなく
背中を押してくれる存在であって欲しい

だから今日は話をしよう

暗い部屋で小さな灯りをつけて
ゆったりとした音楽なんかあればいいかな

なぜ、君は私に酷い事を言うのかな
君は私なのに

夜明けはまだまだ先だから
ゆっくり語り合おうじゃないか