ぽつりと呟く
君の切ない弱音は
水面にゆらゆらタユタう落ち葉のよう
夏の風はあっちへこっちへ忙しなく向きを変えて
水面をゆらゆら波立てる
落ち葉は迷惑そうな顔をしながらも
ゆらゆら流される
そんなどうにもこうにも上手くいかない日々が
たまらなく悔しいんだ
自分ではどうにも沈めないから
石を投げてと頼んでも
上手くはいかないんだよね
この世は中途半端な優しさだらけなんだ
どこかの雑誌で読んだような優しさが
外には溢れていて
そんな優しさを笑顔で返せない自分が嫌いだ
言葉の繋がりなんてミサンガより切れやすいのかも知れないけど
今度は言葉の紐であなたの足首に結んであげる
次は2年そこらじゃ切れないかもしれないから
あなたの願いはお預けになるかもしれないね
大好きだよ