2024-12-18 晴天逆巻くは雪の花 ざっくざっく 雪道を奏でながらゆっくり歩く 雪の重みでこうべを垂れる枝を見つけて 思わず手を添えた 透き通った空はあんまりにも蒼くて遠くて 両手を広げてもなにか物足りない 空は私に優しくないけれど それでも見上げて微笑んでしまうのは 好きだからなんだろうな 少し前向きになった 世界がぼんやり明るくなった 次の絶望が来る前に 買い物を済ませておこう