あの空に君を描き紡いでくこの詩を
君は笑ってますか?
僕の声は届いてますか?
春の風 ふわり乗せる旋律を見つめながら
舞い上がる言の葉
心まで引っ張られそうでしゃがみこむ
晴天に掲げる詩は今もあなたに届いてますか?
嘘も詭弁もすべて包み込んでよ
どちらでもいいの
あなたがそう言うならそうなんだから
声よ響いて 僕の声よ
あの頃の笑顔想い 今日も詠う
ひとつでいい ひとつでいいの
暗闇を彷徨う心を
手探りで避ける絶望を
身体から削ぐ存在感を
1人で歩く静かさを
そのひとつを教えられたなら
ひとつでいい ひとつだけでいいんだ
暗闇の日差しでもいい
心を打つような感情を
手探りで霧を払って進めることを
それでも目を見開いていることを
身体から削いだ心をすべて渡すから
そのひとつを教えられたなら
この意味の無い生に意味が飾れる