しろんのブログ

詩集と写真

十三夜

時折 乾いた風が頬を撫でる
もう秋なんだね

夜 窓を開けて
虫達の声を聴きながら眠るのが好きだった

賑やかなんだけど
何処か落ち着く透き通った音

小さい星まで見える夜空
虫達の声に合わせて瞬いてるように見える
とても神秘的で優しい時間

今日も疲れたね
明日も疲れるのかな

でも今はそんな疲れも微睡むには心地よかった


ほんの少しだけの時間の贅沢

みんなと同じ夜空を見れていると想うと
心が暖かくなった