永遠とも思える長くて寒い夜に
このまま飲み込まれてしまいそう
夢にまで押し寄せてくる現実が
とても怖くて
憂鬱で
目を閉じるのを躊躇ってしまう
努力を笑われる
結果を奪われる
工夫が奇異なものと捨てられる
流れに乗れずクルクルと
夜の川をクルクルと
抜け出せないまま
何回目の朝だろう
ならばこの場所に
私の証を刻むんだ
私を守るために
永遠とも思える夜と共に
抜け出せないこの場所に
刻み 削るんだ
この身と共に
心を護るために身を削り
この身を守るために心に刻む
そうやって出来た地の底へと続く穴は
何処へと続くのだろうか