湿った風
頬を濡らして
独り帰った帰り道
あぁ…もう一度あの頃に戻りたい
出会ったあの時間に
渦巻くようなこの風が
ガサガサなびく木々達が
僕に魔法なんかかけてくれないかなぁ
今も心の中が熱いんだ
あなたを抱きしめたい気持ちが
こんなにも熱を帯びてる
どうしてそこまでって君は聞いたよね
君の暖かさが 香りが 吐息がどんなに心地よいか
どんなに満たされる事か
救われる事か
そんな事あなたは知らないかもしれない
でも確かにそれは感じたんだよ
叶わない恋だとも
届かない想いだって事も
全部分かってる
理解もしてる
それでもあなたを抱きしめたい気持ちが冷めることはないかもしれない
こんな想いを教えてくれた君に感謝を
ありがとう
そしてさよなら