しろんのブログ

詩集と写真

言葉より大切なもの

まるで白昼夢でも見ていたようだ

後ろを振り返えれるようになった時には

 

この身はこんなにも汚れていて

この手はこんなにも染まっていて

 

そう気付いた時には

座り込んで空を見上げていた

 

私は出来損ないだと言われたあの日

そうじゃないと願って自分を認めたくなかった

 

憧れた人にはなれなくて

決まった歯車になれなくて

つまづいて擦り傷だらけの毎日は

 

だんだんと心をを小さくしていく

 

消えないように閉じ込めてみるけど

息苦しくてけしてしまいそうになる

 

あぁ 上手くいかないものだな

 

 

こんな場所で止まっている私なのに

君はただ隣にいてくれた

 

こんな場所が居場所だと言ってくれた

 

君は私を出来損ないだと言って

頭を撫でてくれた

 

1人で完成させるなよ

 

その言葉がとても心地よかった