まるで白昼夢でも見ていたようだ
後ろを振り返えれるようになった時には
この身はこんなにも汚れていて
この手はこんなにも染まっていて
そう気付いた時には
座り込んで空を見上げていた
私は出来損ないだと言われたあの日
そうじゃないと願って自分を認めたくなかった
憧れた人にはなれなくて
決まった歯車になれなくて
つまづいて擦り傷だらけの毎日は
だんだんと心をを小さくしていく
消えないように閉じ込めてみるけど
息苦しくてけしてしまいそうになる
あぁ 上手くいかないものだな
こんな場所で止まっている私なのに
君はただ隣にいてくれた
こんな場所が居場所だと言ってくれた
君は私を出来損ないだと言って
頭を撫でてくれた
1人で完成させるなよ
その言葉がとても心地よかった