ビー玉のような月を掴もうと
両手を広げ高く高く背伸びをした
私の憧れとか夢だとか全部を詰め込んだ月は
いつも満月を見せてくれる訳じゃないんだね
細くなったり
見えなくなったり
隠れてみたり
赤くなったり
薄くなったり
でもずっとそこにいるのが月なんだね
月はずっと変わってない
変わってるのは私の方
あなたの瞳に月が映る
なんだ
こんなに近くにもあったんだね
1人で見ていたら絶対分からなかったよ
あなたが一緒に月を見てくれたから
こんなに近くまで月が来てくれたんだね
一緒にいてくれてありがとう
月明かりに照らされてるあなたは
それはそれは美しく優しかった